京都にお住まいで、お子さんの教育に関心が高いご家庭であれば、京都大学への進学について一度は考えるでしょう。中には、「いや京都大学ではなく、東京大学だ」とお考えの方もいると思います。
早くからの学力アップを目指して中学受験をする場合、その先の高校も見据えた中学校選びが必要です。
どうやって中学校を選ぶの?どういう進路だと京大・東大を目指せるの?
この記事では、京都大学・東京大学へ進学するための京都の中学校選びについて解説しています。早くから京大・東大を目指すご家庭の参考になれば幸いです。
- 京大・東大に進学するために、目指すべき京都の中学校
- 京都在住で、お子さんを京大・東大に進学させたい親御さん
- 京都で目指すべき中学校が分からない親御さん
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京都大学・東京大学に進学するための戦略
京都大学・東京大学に進学するためには、当然ですが京大・東大への合格実績のある高校へ進学するのが良いです。そういった高校が中高一貫校である場合は、中学受験の段階から見据えておくことが必要となってきます。
戦略立ての詳細については、以下の記事で紹介しています。
まずは、京大・東大への進学者が多い高校を確認し、その上で目指すべき中学校を見ていきましょう。
京都の京大・東大進学者の多い高校
中学校を選ぶ前に、まず京大・東大の進学実績のある高校を見てみましょう。進学実績の高い高校と特徴を以下にまとめました。
これを踏まえて、目指すべき中学校を確認しましょう。
京大・東大へ進学するために目指すべき京都の中学校
(私立)洛南高校附属中学校
所在地:京都市南区壬生通八条下る東寺町559番地
3つの柱で、自らを伸ばしていく教育。賢く、熱く、おおらかに生きる力のある「人」を育みます。
- 心:仏教の教えを日々に生かす
- 学:「自ら学ぶ」習慣を身につける
- 身:身をもって、団結や公正さを学ぶ
洛南高校附属中学校は、仏教の真言宗の学校です。なんと東寺の境内の中に学校があり、いつでも五重塔を眺めることができます。
附属中学とある通り、洛南高校へ進学することとなります。洛南高校は毎年、東大・京大・医学部医学科へ多く輩出する進学校です。よって、中学校も非常にレベルの高い学校です。ちなみに、高校へはスポーツで入学する生徒も多いので、進学実績を見ると幅広い大学に進学しています。
高校からの入学も広く受け入れられていますが、やはり中学校から入学している生徒の方がレベルが高いです。中学受験をするなら、目指す価値のある学校と言えるでしょう。
学校の設備も申し分なく、勉強もスポーツもクラブ活動、生徒会活動、全てに適した環境です。
(私立)洛星中学校
所在地:京都市北区小松原南町33
中高一貫教育で、確かな学力と豊かな人間性を育む。
洛星中学校は、キリスト教カトリックの男子校です。校内に聖堂もあり、キリスト教関連の学校イベントも開催されます。
洛星中学から洛星高校へはそのまま進学することとなります。洛星高校も毎年、京大・東大へ多くの学生を輩出しています。洛南中学よりはややレベルは下がるものの、洛星中学もハイレベルの中学校であることには変わりないです。
高校からの外部募集はほとんどないため、安定した環境で中学高校生活を送ることができます。
(公立)洛北高校附属中学校
所在地:京都市左京区下鴨梅ノ木町59
- 基礎・基本の徹底による学力の充実・向上及び個性の伸張をめざす。
- 学習に対する興味・関心を高め、自ら学ぶ意欲と自ら考える態度を育成する。
- 自己の能力・適性、興味・関心を把握し、自らの進路を主体的に選択できる力を育成する。
- 人権問題の正しい理解と問題解決のために行動できる技能や能力を育成する。
- 好ましい人間関係を育成するとともに、主体的な規律ある生活を確立する。
- 広い視野を持ち、異文化を持つ人々とともに生きていく資質や能力を育成する。
京都には中高一貫の公立高校があり、そのうちの1校が洛北高校附属中学校です。
洛北高校からの入学も可能ですが、附属中学から進学した生徒のみ「サイエンス科」に進学します。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも指定されており、探究科目で自ら課題に向かう能力を身につけることができます。また、海外留学など国際的な交流ができる環境も整っています。
附属中学でも「総合的な学習の時間」が設けられており、中学の段階から探究学習を行うことができます。
洛北高校の京大・東大進学実績は洛南や洛星と比べたら人数は少ないものの、洛北高校附属中学の募集定員も少ないので、割合的には高いと言えるでしょう。
また、洛北高校附属中学の入試問題には特徴があります。入学試験ではなく、適性検査という名前で呼ばれています。私立中学のような知識を問うような問題の他に、創造性や思考力を問われる問題が出題されます。
倍率が高く、また入試対策も難しいですが、私立よりも学費が抑えられるので受験する価値は大いにあります。
(公立)西京高校附属中学校
所在地:京都府京都市中京区西ノ京東中合町1
『進取・敢為・独創』の校是の下、エンタープライズシップにあふれた、未来社会をリードし創造する人材を育成する。
西京高校附属中学も洛北と同様の中高一貫の公立高校です。
西京高校は「エンタープライジング科」と呼ばれる進学クラスのみで、高校からの入学枠もあります。堀川高校に次いで非常にレベルの高い公立高校ですので、中学時点で入学できるならば東大・京大進学への1つの安心材料となります。
西京高校附属中学の入試も洛北同様に適性検査を実施していて、思考力が重要となってきます。
他の京都の中学校について
上に挙げた中学以外に、偏差値が高めの中学校として以下があります。
- 京都教育大学附属桃山中学校
- 東山中学校
- 京都女子中学校
- 同志社中学校
- 立命館中学校
この中で受験する候補としては、京都教育大学附属桃山中学校でしょう。他4校の附属高校の京大・東大の合格実績はあるものの、高いとは言い切れず、わざわざ進学する必要はないと考えます。
ただ、令和6年より桃山中学校も中高一貫化することとなるため、外部の実績ある高校への進学があるのかどうかは要チェックポイントです。
目指すべき中学校へ進めなくても京大・東大進学可能性は全然ある
洛南、洛星、洛北、西京といった中学に進学できなくても、高校で洛南高校や堀川高校など、合格実績のある高校に進学できれば、京大・東大へ進学できる可能性は十分にあります。
とりあえず中途半端な私立中学に入ってしまうと、入学後は周りの勉強に対するモチベーションが高くないので、目指す高校へ孤独を感じながら向き合わなければなりません。
無理して私立の中学校に通うことをせずに、地元の公立中学に通いながら塾に通い、進学高校を目指すというのが無難です。
私は結果的にこの戦略を取りました。
中学受験に向けては早めの準備が必要
中学入試の問題の出題範囲は非常に広く、難易度も高いです。6年生の1年間の勉強だけでなんとかなるものではありません。
遅くても4年生から準備を進めて、中学受験に備えましょう。関西の塾に通わせるにあたって、どこを選べば良いかは以下の記事を参考にしてください。
まとめ
この記事では、京都大学・東京大学へ進学するための京都の中学校選びについて解説しました。
東大・京大への合格実績のある高校を踏まえ、以下の中学への進学をまずは考えてみてはいかがでしょうか。
- 洛南高校附属中学校
- 洛星中学校
- 洛北高校附属中学校
- 西京高校附属中学校
以上4つの中学は中高一貫校であり、附属の高校の合格実績は十分です。中学入学で京大・東大進学へ近づきましょう。
仮に中学受験に失敗したとしても、京大・東大への進学の可能性は十分にあります。中学受験に懸命に取り組んで身についた学力は、高校受験でも大いに役に立ちます。高校受験では洛南高校や堀川高校といった進学校を目指すのが良いでしょう。
まずは目の前の中学受験に向けて、お子さんの学力を高めていきましょう!
なお関西の有名進学塾の中で、浜学園は洛南高校附属中学の合格者数が最も多いです。京都にも4つの教室があります。資料請求、体験入塾は無料ですので、お気軽にお問い合わせください!
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