中学受験に挑戦するにあたって、勉強する量は増えるでしょう。特に難関中学の合格を目指す場合は、小学校でする勉強の数倍学ばなければいけません。
そのため塾以外に、家庭での勉強時間も確保する必要があります。中には夜更かしして勉強に取り組む子もいるでしょう。
ですが、勉強時間の大半は朝行うことをオススメします。朝に早起きして勉強することのメリットがたくさんあるためです。
でも、早起きってなかなか難しいです。子どもを起こそうと思っても、なかなかできないし。。
そんな方のために、今回は早起きして勉強するメリットと早起きする方法について紹介します。
お子さんを支援する親御さんにとって役立てば幸いです。
- 早起きして勉強するメリット
- 勉強するために早起きする方法
- 幼い時期から早起きする習慣を身につける方法
- 朝にお子さんに勉強をさせたい親御さん
- お子さんが朝起きれなくて困っている親御さん
朝に早起きして勉強するメリット
集中できる
朝は一般的に環境が静かで、外部からの騒音や干渉が少ない時間帯です。また、脳も休んでリフレッシュされた状態であるため、集中力が高まります。
朝の時間帯に勉強することで、深い思考と高い集中力を維持しやすくなります。これにより、難しい問題や複雑な内容にも効果的に取り組むことができます。
誘惑が少ない
朝は一般的に外出や娯楽活動が少なく、友人や家族との交流も限られています。そのため、スマートフォンやソーシャルメディアなどの誘惑が少なく、勉強に集中しやすい環境が整っています。
適切なスケジュールを組んで朝に勉強することで、効率的な学習が可能です。
終わりが決まっている
朝は勉強していてもそのうち、学校に行く時間がやってきます。勉強の終了時刻が明確であるため、時間を無駄に使わずに効率的に学習できます。
また、予定を持つことでモチベーションを保ち、計画的な学習習慣を築く助けにもなります。
受験本番に強くなる
多くの受験試験は午前中から開始されることが多いため、朝の時間帯に慣れておくことは非常に重要です。
早起きして勉強することで、本番同様の状況に対する体制を整えることができ、落ち着いて試験に臨む自信を養うことができます。
早起きする方法
いくら朝の勉強が良いと言っても、起きれなくては元も子もありません。早起きするためには以下の方法が有効です。
宿題を残して早めに寝る
早起きを習慣化するためには、十分な睡眠を確保することが重要です。朝早く起きることになるので、就寝時間も早くするようにしましょう。親御さんもお子さんの早起きのために、寝れる環境を作ってあげられると良いですね。
宿題が残っていても早く寝て、明日の朝に宿題をするようにしましょう。そうすることで、何がなんでも明日の朝に宿題をやらなければいけない状況となるので、朝早く起きる動機づけとなります。とにかく早く寝ることを心がけましょう。
目覚ましに工夫する
目覚ましの方法を工夫することで、早起きしやすくなります。例えば以下のような方法があります。
目覚ましを遠くに置く
ベッドから離れた場所に目覚まし時計を置くことで、強制的に起きる必要があります。これにより、ベッドに戻ってしまう誘惑を減少させます。
自然な光を取り入れる
目覚まし時計の代わりに、カーテンを開けて朝日を浴びることで、体内時計を整える助けになります。朝日の光を浴びることで、目覚めがスムーズになる可能性があります。
スマートフォンのアプリを利用
睡眠状態を確認し、眠りの浅いタイミングで目覚ましをかけてくれるアプリなどがあります。適切なアプリを活用することで、心地よく目覚めることができます。
仲間と協力する
仲間と共に早起きのチャレンジを始めることで、お互いに刺激を与え合うことができます。朝の時間を一緒に過ごすことで、孤独感を減少させることも可能です。SNS等で繋がりながら、協力し合いましょう。
最近では、「みんチャレ」というアプリで、知らない人とも協力し合うことができます。適宜活用しましょう。
夜やる方が良い勉強は「暗記」
朝に勉強すると良いことについて、説明してきましたが、夜にやると良い勉強もあります。それは「暗記もの」です。
暗記する、覚えることは夜にしっかり頭に入れることで、睡眠中に脳で記憶の整理がなされ、翌朝学んだことが身についています。特に年齢が若いほど、その効果が実感できるはずです。
寝る前には暗記カードなどを用いて、反復して暗記しましょう。朝に復習すればバッチリです。
幼い時期から早起きする習慣を身につける1つの方法
早起きすることに楽しみを与える
朝早く起きる習慣はなるべく幼い時期に身につけておくことで、社会人になっても早起きができるようになります。では、幼い時期にどうやって早起きする習慣を身につけるかというと、「早起きすることに楽しみを与える」のが良いです。すなわち、朝早く起きると良いことがある!という状態にするということです。
私の場合は、親が「朝はゲームしても良い」というルールを設けていました。普段は1日30分という制限があったのですが、朝は例外というルールでした。どうしてもゲームをたくさんやりたい小学生の私は、朝6時に目覚ましをかけて早起きしてテレビゲームをやっていました。
このおかげで、早起きには苦労することがなく、受験期は早起きした時間を勉強に充てることができました。
社会人になった今でも、朝早く起きて朝活に活用できています。
まとめ
今回は、早起きして勉強するメリットと早起きする方法を中心に紹介しました。
朝に早起きして勉強するメリットは以下の4つです。
- 集中できる
- 誘惑が少ない
- 終わりが決まっている
- 受験本番に強くなる
そして、早起きする方法は以下の通りです。
- 宿題を残して早めに寝る
- 目覚ましに工夫する
目覚ましの工夫の方法は紹介した方法以外にもあると思いますので、自分の起きやすい方法を見つけてください。
より早い段階で、早起きする習慣を身につけるためには、早起きすることに楽しみを与えましょう。私の場合は、朝起きるとゲームができるという特典があったため、早起きができるようになりました。もしよければ、参考にしてください。
早起きは一生使える技術です。親御さんならば感じていると思いますが、社会人になるとなかなか自由な時間が取れないですよね。早起きが続けられると、朝を自己実現の時間に使えて、人生を豊かにすることができます。お子さんと一緒に早起きするなんてのも素敵ですね。
お子さんが家庭でも十分に勉強でき、中学受験で良い結果が得られることを願っています。
なお、このブログでは関西屈指の中学受験向けの塾である「浜学園」についてメインで紹介しています。関西にお住まいで中学受験を考えている親御さんは、ぜひ他の記事も読んでいただけたらと思います!