中学受験生がイヤ、しんどいと感じる、親のやってはいけない言動を解説!

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多くの家庭では、お子さんの将来を考えて、中学受験にチャレンジさせることがあります。親御さんの期待に応えようとするお子さんは、本当に素晴らしいですね。遊びたい時間を削って勉強に励んでいるのですから。

しかし、お子さんは本来やりたいことが制限されているため、ある種の制約を感じているでしょう。それによってストレスを感じるのは当然のことです。

塾で一生懸命勉強してストレスから解放されたとしても、家庭で更なるストレスを感じることになると、お子さんはストレスを発散する場所を失ってしまいます。その結果、勉強にも影響が出るかもしれません。

親は子供のサポーターであり続ける必要があります。

今回の記事では、お子さんにストレスを感じさせないために、中学受験生がイヤ、しんどいと感じる、親のやってはいけない言動について解説したいと思います。

今やってしまっている言動はないか、気をつけておくことはないか確認していただけたらと思います。

この記事を読んで分かること
  • 中学受験生をもつ親御さんがすべきでないこと
こんな方に読んでほしい
  • 中学受験生をもつ親御さん
  • 中学受験生との関わり方がわからない親御さん
目次

親のやってはいけない言動

質問、困りごとを邪険に扱う

子どもが困っているのに対し、聞く耳を持たなかったり、バカにしたりしてはいけません。

質問する、困っていることをアピールするということは、子どもが壁にぶつかっているということです。その壁を乗り越えられるようにサポートしてあげましょう。

必ずしも質問に対して、答えを言う必要はありません。中学受験の問題についての質問であれば、親が答えを示さなくて大丈夫です。その代わり、その問いの解決手段について提案してあげましょう。

問題が分からない場合は先生に質問に行くように促す、宿題が終わらない場合は毎日少しずつ取り組むように促す、など子どもが自立して取り組めるようにアドバイスしましょう。

私の場合は、親に勉強の質問をした際、怒られることが多かったです。怒るのではなく、先生に聞いたらいいよ、とか、質問行くのついて行こうか、などの声かけをして欲しかったなぁと思います。

子どもの苦手を決めつける

「あんたは〇〇苦手だからなー」という言葉は呪いの言葉です。

もちろん、誰にでも得意不得意はあると思います。ですが、不得意を周りが決めつけてしまうと、言われた本人に苦手意識が根付いてしまいます。

苦手意識は全く必要ありません。親が子どもの足を引っ張らないようにしましょう。

私もずっと、「あんたは国語が苦手」と言われつづけてきました。確かにテストや受験で点数を取れませんでしたが、社会人になってからは本を読み、このようにブログの執筆も行っています。当時、「国語のこういうところは得意だよね」「あんた国語本当はできるのに、なんで点数取れないんだろうね」なんて言ってもらえたら、もっと点数が上がったのではないのかと今では思います。

行き過ぎたマイクロマネジメント

受験合格に向けて、親御さんのサポートは多少なりとも必要ですが、過度な干渉、マイクロマネジメントは子どもを追い詰めることとなってしまいます。

子どもに任せられる部分は任せないと、自主性の成長も阻害することになってしまいます。

例えば、「何時から何時までは何がなんでも勉強」など、子どものスケジュールを管理しすぎないようにしましょう。ただでさえ塾で時間を拘束されているのに、家でも拘束されてしまうととてもストレスに感じてしまいます。

その他には、勉強や宿題に付きっきりになったり、テスト結果を評価したりすることも良くないです。勉強が得意な親御さんであれば、家でのお子さんの勉強を見てあげたいと言う気持ちもあるでしょう。ですが、お子さんが求めていないのならば、勉強そのものは塾に任せましょう。

お子さんを管理し過ぎないようにしましょう。

努力を認めない

「こんな状況ではダメだ」と、親側がストイックになり過ぎないようにしましょう。

テストで間違ったところだけに目が向けられ、正解したところ、成長したところを評価してもらえなければ、モチベーションは保てません。

成長したところは、きちんと褒めて努力を讃えましょう。その際、「いい点数取れたね!」と結果を褒めるのではなく、「これまで頑張ってきたから、いい点数取れたんだね!」と努力の過程を褒めるようにしましょう。過程を褒めることで、努力の継続を促すことができます。

人と比べる

同級生や兄弟などと比べることも、子どもの自尊心を傷つけることとなります。もちろん、お子さん自身がライバルとして友達や兄弟を設定するのは良いですが、他人が勝手にライバルを設定して比べることは良くありません。

中学受験の勉強をする年齢は、小学校4年生〜6年生です。この年齢は、頭脳が成長するタイミングです。このタイミングは個人差があります。そのため、頭脳が早く成長する子の方が成績が早く上がりやすいです。

同級生や兄弟でも頭脳の成長のタイミングに差があるため、成績を比較することに意味があまりありません。

また、人それぞれ個性があるため、成績を伸ばす方法も様々です。同じ勉強方法でも、Aさんは成績が伸びるけれど、Bさんは成績が伸びないなんてことも普通にあります。

人と比べるよりもまず、成績が伸びる方法を子どもと一緒に見つけることの方が大切です。

子どもに気を遣わせる・過度な期待

子どもの気を遣わせることも、弊害となります。

例えば、「あなたにいくらかかってると思ってるの?」お金のことを伝えてしまうなどです。お金をかけることは親の判断で決めていることですので、子どもは関係ありません。

親が子どもに事実を伝えることは必要ですが、子どもが負い目に感じないようにしましょう。

関連して、周りから期待されていることを過度に感じてしまうと、プレッシャーとなってしまいます。

「お兄ちゃんが〇〇なんだから、あなたはこうしなさい。」と家族の事情を建前に、期待を押し付けてはなりません。その子にはその子なりの人生を歩む権利があります。

親が子どもに期待するのはごく自然なことですが、過度な期待は避けましょう。

親のすべきこと

じゃあ親はどんなことをすればいいのかというと、子どもの目指すことのサポートをしてあげることです。

中学受験を目指す子をもつ親のすべきサポートは以下の4点です。

中学受験を目指す子をもつ親のすべきサポート
  • 勉強のやり方や目標設定のサポート
  • 勉強できる環境づくりのサポート
  • 健康的な生活習慣のサポート
  • 精神的なサポート

具体的な内容は下記の記事で解説していますので、参考にしてください。

また、子どもを尊重することと、甘やかすことは違います。ダメなことについてはダメと叱って、躾は行うべきです。

今子どもはどういう状況なのか、今とっている行動はどういう気持ちから来ているのかということを、子どもとコミニュケーションをとって相互理解することが重要です。

そもそもなぜやってはいけない言動をするのか

ではなぜやってはいけない言動を親はしてしまうのでしょうか。

原因の1つとして、「今通わせている塾だけでは物足りない」と心のどこかで感じているのではないのでしょうか。

子どもに合った塾選びをすることで、勉強に関することの大部分は塾に任せることができます。また、授業のスタイル次第で、子どもは家に帰ってからも意欲的に宿題に取り組むことができます。

私は関西生まれ、関西育ちのため、関西の中学受験向け塾については以下の記事で比較をしています。塾選びの参考にしていただけたらと思います。

この塾の中で、私は浜学園に通っていました。浜学園は灘中合格者数日本一の塾です。興味のある方は、浜学園のホームページから資料請求や入塾体験を申し込むことをおすすめします。

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まとめ

今回の記事では、中学受験生がイヤ、しんどいと感じる、親のやってはいけない言動について解説しました。

親のやってはいけない言動は以下の6つです。

中学受験生をもつ親のやってはいけない言動
  • 質問、困りごとを邪険に扱う
  • 子どもの苦手を決めつける
  • 行き過ぎたマイクロマネジメント
  • 努力を認めない
  • 人と比べる
  • 子どもに気を遣わせる・過度な期待

子どもに家で過度なストレスを与えず、モチベーションを高めるようにしましょう。

もし、今通っている塾が不安であれば、「転塾」も手段の一つです。

小学生にとっては、親の「適切な」サポートも不可欠です。しっかりお子さんとコミュニケーションをとって、子どもにとっても親にとっても前向きに受験勉強に取り組みましょう。

お子さんの成長を祈念しています。

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