【後悔】中学受験不合格だった私が、当時を振り返ってやるべきだったこと

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私けーきは、中学受験に合格することができませんでした。当時は全力を尽くしたつもりでしたが、結果は伴いませんでした。

今回の記事では当時を振り返って、「こうしたら中学受験に合格できたのではないか」と思うことについて紹介します。

ママさんA

でも、あなたは結局不合格だったんですよね?合格した人の話を参考に、聞いた方が良いんじゃないの?

けーき

確かにそうかもしれません。ですが、一応私は最終的に京都大学に進学できました。
高校受験も東大寺、洛南、堀川といった、難関高校にも合格することができました。

受験期(中学、高校、大学)トータルで見ると、結果は残せた方だと思います。高校受験・大学受験の経験も踏まえた上で、中学受験のことを振り返っていきます。

これから受験勉強に励もうと思っている小学生とその親御さんの参考になれば幸いです。

この記事を読んで分かること
  • 中学受験失敗経験者が語る、当時やるべきだったこと
こんな方に読んで欲しい
  • 中学受験に励もうとするお子さんをお持ちの親御さん
目次

中学受験期の私

4,5年生時の成績

私が中学受験に向けて勉強を始めたのは小学校4年生からです。4年生から関西屈指の塾である浜学園に通い始めました。

入塾時点でのクラスは2クラスのうちの下のクラス、その後3クラスになってからは真ん中のクラスに所属していました。

当時の偏差値は55くらいでした。目指していた中学は、洛星中学と洛南高校附属中学でした。洛星中学の合格ラインが偏差値57くらいでしたので、やや高い壁に挑戦していました。

6年生時の成績

6年生まではずっと真ん中のクラスに所属していましたが、6年生の夏期講習では偏差値が足りないながら、「灘・洛南コース」を選択し勉強に励みました。明らかに周りの成績が足りない中、先生へ質問してなんとか喰らいついていったという具合です。

その後、受験間近になると、洛星直前試験では上位10番以内となることができ、正確な偏差値は測っていませんが、合格ラインを超えるくらいの成績を取っていました。

準備万端の成績で挑んだ受験本番でしたが、結果は不合格。合否発表後に自分の点数と合格最低点の点差の目安を教えてもらえるのですが、点数差はCのランクと合格には程遠い点数でした。

けーき

最後の成績の伸びがあっただけに、合格できなかったことは非常にショックでした。
今でも思い出すと悔しい気持ちです。

中学受験でやるべきだったこと

けーき

当時こうすべきだったという考えは、私の大学受験の時の経験から生まれたものです。京都大学へ合格できたのは下記を徹底したためだと思っています。

合格への秘訣と思って読んでいただければ幸いです。

やや難しい問題をたくさん解く

私が最もすべきだったと感じることです。

浜学園の授業は非常に分かりやすかったため、問題の解法は理解できていました。ただ、受験のためには、問題の解法を理解するだけではなく、「解法を使いこなす」ことができなければなりません。

私はこの「解法を使いこなす」能力が不足していたように感じていました。この能力を身につけるためには、やや難しい問題を数多くこなすことだと考えます。

単純な問題であれば、ある程度勉強を積めば見た瞬間に解き方が思い浮かぶものです。これをやや難しい問題に対してもできるようになれば、発展問題などの今まで出会ったことのない問題に取り組む場合でも、解き方の道筋が辿れるようになります。(大学受験期は徹底的に問題を解きまくりました。)

この「やや難しい問題」というのがポイントです。具体的な難易度でいうと、標準問題の中で少しレベルの高い問題というイメージです。発展問題のほとんどが、標準問題の組み合わせですので、標準問題が何の抵抗もなく解けるようになると、発展問題も解けるようになってきます。

問題の解法をきちっと理解できるようになったら、解法を使いこなせるよう問題の数もこなしましょう。

私の場合

とにかく問題の理解に重きを置いていました。それが悪いとは思いませんが、やはり問題を解く数が足りなかったかもしれません。「解き方の道筋を掴んだら反射的に解けてしまう」くらいまで能力がついていれば、発展問題を解く能力も身についたのではないかなと思います。

ある程度まで頭で理解できたら手を動かして身につけるということを、大学受験では実践しました。

テストの復習をする

浜学園では毎回の授業で、前回の授業の復習テストを行います。また、月1回は公開テスト(浜学園内での全国模試)が行われます。1年間で膨大な量のテストを解くことになります。

テスト結果を見て一喜一憂するのは自然なことですが、大事なのはテストが返却されてからの復習です。

復習テストの場合、1週間後の授業に返却されます。「復習テストの復習」を行うと、その単元について、2週間かけて復習することとなります。人間の脳は、長期で同じことを学ぶと、より記憶に残りやすいことが知られています。

下図の忘却曲線がよく知られています。一例として、宿題を一気にやるか、こまめにやるかで比較をしています。2週間かけて同じ勉強を行うことで、その単元の内容をしっかり脳にインプットすることができます。

また、浜学園の公開テストでは問題の難易度にグラデーションがついています。どういうことかというと、初めは計算問題などの易しい問題から始まり、後半にかけて文章題の難しい問題へと続いていきます。しっかり復習を行うことで、文章題に対応できるようになっていきます。

なぜ文章題に対応できるようになるかというと、問題のパターンを理解できるようになるためです。先ほど説明した通り、発展問題は標準問題の組み合わせであることが多いです。難問の解説をよく読むことで、「この問題はこれとこれの組み合わせだ」という、問題の作り、問題のパターンを理解できます。

ここが理解できると、関連問題やその他の発展問題も対応できるようになってきます。

私の場合

私の親は、勉強に対してあまり口を出さないタイプでした。宿題も管理されることなくやっていました。ただ、毎回の復習テストや公開テストは、1カ所にまとめて置く決まりでした。まとめて復習させようとしていたのか、本当のところは分かりませんが、結局まとめるだけで復習はやっていませんでした。やり直しまで、管理してくれれば良かったなぁと思います。

復習テストはテスト終了後、難しい問題を先生が解説することはありましたが、公開テストは完全に解きっぱなしでした。20〜30回の解き直しの差は大きいです。

先生に質問をたくさんする

テストの復習をすることとも関連しますが、分からない問題を放置してはいけません。特に基礎的な問題ではなおさらです。

せっかくお金を払って塾に通うわけですから、先生を徹底的に利用し、分からない問題はどんどん質問しましょう。

ただ塾の難しいところは、自分を教えてくれる先生が毎日同じ塾(教室)にいるとは限らないという点です。

小学校であれば基本的には毎日同じ先生がいて、いつでも質問できるのに対し、塾の場合はその授業がある曜日でしか先生に会うことは難しいです。しかも浜学園の場合は、授業を受けた次の週に復習テストがあるため、次の週に質問してもテストまでに分からないところの理解が追いつきません。

復習テストに間に合うためには、次の週までに分からないところは質問しましょう。その教科の日でなくても、塾の事務員さんに「〇〇(算数や国語)の先生いますか?」と聞いて、普段授業を教えている先生と違う先生でも質問しましょう。

けーき

いつもと違う先生の方が、普段の様子を知らないので、優しく教えてもらえるかもしれませんよ!

また、最近ではより質問しやすいような仕組みが作られていることも多いです。浜学園では、「難問解説サービス」といった家から質問できるサービスもあります。

先生やサービスを活用して、早いうちに理解できない問題を無くしてしまいましょう。

私の場合

6年生の夏期講習の時は、毎週質問に行っていました。明らかに自分の偏差値よりも高いクラスで授業を受けていたため宿題が全く分からなかったためです。夏期講習で授業を受けて、宿題をやり、通常授業のタイミングで先生に質問するというルーティンとなっていました。このおかげで、受験前にグッと成績が伸びたのだと思います。

ただ、1単元だけ質問できないものがありました。今でも覚えています、ニュートン算です。

夏期講習でニュートン算の授業を受けた後、通常授業で質問しようとしましたが、その週の通常授業はお休みでした。また、偶然ですが、4年生、5年生で私はニュートン算を全く学んではいませんでした。おそらく体調不良でお休みしていたタイミングが重なったのでしょう。授業も宿題も全く分からないまま復習テストとなり、散々な結果でした。

もっと早く手を打っておけば良かったと思います。通常授業で担当ではない先生でも良いので、質問に行くべきでした。

まとめ

当時を振り返って、中学受験勉強でやるべきだったと思うことについて、私の経験も交えて紹介しました。

やるべきだったことは以下の3点です。

当時を振り返ってやるべきだったこと
  • やや難しい問題をたくさん解く
  • テストの復習をする
  • 先生に質問をたくさんする

一部できていた部分はあるものの、もっと徹底してやるべきだったと思います。

私は不合格でしたが、通っていた浜学園は良い塾だなと思います。事実、浜学園で習ったことが、高校受験にも大学受験にも活かすことができました。

中学受験では収まりきらない知識や考え方を学ぶことができるので、関西にお住まいの方は子どもを通わせる塾の候補の1つとしてみてはいかがでしょうか。

資料請求は無料でできますので、浜学園のホームページからご請求いただけたらと思います。

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私の失敗経験が、みなさんのお役に立てば幸いです。

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